こんにちは。
いきなりですが、働くのがつらいと思ったことはありませんか?
なぜ当たり前のように、毎日会社に行き働かなければ、いけないのでしょうか?
「なんで働かないといけないのか」→「資本主義というルールで決まっているから」
仕事をしなければいけない本当の理由をネット等でさがすと「働くことは生きがいがあり、、、」とか「社会の役に立つことでマズローの5大欲求のうちの一つの、、、」とか質問に正面から答えていなかったりすることが多いです。
多くの人の理由はほとんど「お金を稼ぐため」だと思います。
では、なぜお金を稼ぎ続けないといけないのか?
生活費を稼ぐため、生きていくため、奥さんや子供を養っていくためいろいろあるでしょうが、
実を言いますと「資本主義というルールで決まっているから」です。
「仕事をしなくてすむには」→まずはルールを知る。そしてクリアする。(労働者をやめて経営者、投資家、資本家になる)
カールマルクスの資本論という古典があります。
読んだことはなくても、タイトルは聞いたことがあると思います。
この本には資本主義の基本的なルールが、しっかりと書かれています。
とてもむつかしい本なので、いきなり読みに行っても返り討ちにあいます。
お勧めは「資本論 (まんがで読破)」をとりあえず読んでから、佐藤優さんの「いま生きる「資本論」」を読んでもらうと非常によくわかります。
これを読んでほんとにわたしは唖然としました。
こんな昔に書かれた本に資本主義のルールがかいてあったとは。そして自分はルールでは金持ちになれないポジションで戦っていたのかと。
ですので、できるだけ多くの人に早くに読んでいただき資本主義とは何なのかを理解してほしいです!
書籍で読んでもらうのが一番いいと思いますが、一応簡単に解説します。
資本主義のルールとは
資本主義はほとんどのものが商品です。
「資本家」は自分の持っている商品やサービスを労働者を使って作り売って対価を得ます。
「労働者」は生産手段を持たないもので、自らの労働力を商品として資本家に売って対価を得ます。
つまり資本主義とは労働力が商品化されているのです。
そして、労働者に支払われる給料はどうやって決まるかというと、「労働の価値の対価」ではなく「再生産費」と言われるコストです。
簡単に言うと、労働者が来月も元気に働けるように必要なお金ということになります。
労働者に支払われる賃金の要素
1.衣食住と娯楽の費用
2.子供を産み育てる費用
3.イノベーションについていく学習の費用
このうち2.3.は今の日本では含まれなくなっています。
「お金がなくて結婚もできない」なんて人も普通にいます。
ここで搾取という概念が出てきます。
例えばコンビニで時給900円で働く人というのは、1時間に900円もらい働きます。その1時間の労働力でコンビニが儲けた900円以上の金額は搾取していいですよ、という契約をしているということです。
搾取は聞こえは悪いが悪い事ではないのです。
搾取が納得できないのなら契約しなければOKなのです。
資本家からするとこの搾取は「価値の源泉」になるのです。
そして「資本主義は放っておくと少しでも搾取を増やしていくという形で人から搾り尽くしてしまう。」のです。
つまり、給料とか賃金という形でお金を稼いでいる人は、また明日も働ける(程度の)お金しか稼げませんのでつらくても、やめたくても働かなければいけないのです。そしていつまでたっても楽にはならないのです。なぜなら意図せずに搾取を了解してしまっているのですから
では、どうするか?自分にもできるか、どんな方法があるのか?
まず、「労働者」というポジションを変更していかなければいけません。
ただ、すぐに仕事を辞めても今度は明日暮らす金がないので、今の仕事をつづけながら、しかし最速でポジションを変えていくのです。
「経営者」は「労働者」使うことによってレバレッジをかけて利益をつくる人を言います。
「投資家」自分の資本、つまり「資金」を投じてリスクを負ってリターンを得る人を言います。
「資本家」は「投資家」に資金を提供する人です。
まずは労働者から脱却しないと搾取されて楽にならず、「ラットレース」から抜けられません。
自分のビジネスを立ち上げて経営者になる。株式投資を始めて投資家になる。などさまざまな戦略を立ててこの資本主義をハックしていかねばいけません。
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