FXとは?
FXと聞くと「怪しい」「ギャンブルっぽい」と思う人もいるかもしれない。 でも、それは単なる誤解だ。
FX(Foreign Exchange)は「外国為替取引」のこと。 簡単に言えば、「異なる通貨を売買して利益を狙う投資」だ。
例えば、
- 1ドル=100円のときに10万円を両替 → 1,000ドルを手に入れる。
- 数日後、1ドル=105円に上昇。
- 1,000ドルを日本円に戻すと、10万5,000円になる。
- 5,000円の利益!
このように、通貨の値動きを利用して利益を狙うのがFXだ。
FXの特徴 FXの大きな特徴は、世界中の通貨を対象に取引ができる点だ。 日本円、米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドルなど、さまざまな通貨ペアがあり、それぞれ異なる値動きをする。 また、株と違い、世界の経済や政治の影響を直接受けるため、国際ニュースをチェックすることで相場の動きを予測しやすいというメリットもある。お金を稼ぐときお金の流れの大きなところで勝負することが必要。為替の世界は株式の世界よりも多くのお金が動いている。
株とFXの違い
「投資」と聞くと、まず株を思い浮かべる人が多い。 でも、FXには株にはないメリットがある。
項目 | 株 | FX |
---|---|---|
売買方法 | 基本的に「買い」から | 「買い」も「売り」もOK |
取引時間 | 市場が開いている時間のみ | 24時間取引可能 |
レバレッジ | 低め(一般的に3倍以下) | 最大25倍(国内) |
FXのポイントは、「売り」からも取引できること。 株は企業の業績が上がらないと利益にならないが、FXは円高・円安どちらでも利益を狙える。
例えば、
- 円高(1ドル=100円 → 90円)なら、円を持っていれば得をする。
- 円安(1ドル=100円 → 110円)なら、ドルを持っていれば得をする。
この仕組みをうまく活用することで、相場の上下どちらでも利益を狙うことができる。
FXの最大の武器「レバレッジ」
FXでは「レバレッジ」という仕組みを使って、少額の資金で大きな取引ができる。
例えば、
- 10万円の資金で、レバレッジ10倍なら100万円分の取引が可能。
- 1円の変動で、本来なら1,000円の利益が1万円になる。
つまり、少ない資金で効率よく利益を狙える。
ただし、レバレッジにはリスクもある!
レバレッジをかけると利益が大きくなる反面、損失も拡大する可能性がある。 例えば、10万円の資金でレバレッジ25倍(250万円分の取引)をした場合、わずか1%の値動きで2万5,000円の損失が出ることも。
だからこそ、資金管理が重要!損小利大を意識すること
まとめ
FXとは、
- 通貨の値動きを利用して利益を狙う投資。
- 株と違い、「売り」からも取引できる。
- レバレッジを使えば少額でも大きな取引が可能。
もちろんリスクはあるが、しっかり学べば大きな武器になる。
次回は、具体的なトレード方法について解説しようと思うよ!
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