私はインプットは頑張ってするようにしているけれど、昔からアウトプットはとても苦手意識がありました。
苦手というかアウトプットする場所やタイミングがないというのが一番の問題でした。
しかし、よくよく考えたり、いろんな方の考えを見たり聞いたりするとインプットとアウトプットについてとても大きな「勘違い」をしていたことに気づきました。
その「勘違い」のため、インプットもアウトプットも効率が悪いことになってしまっていました。
どのような「勘違い」だったかというと以下の3つになります。
インプットとアウトプットはセット!
電車に乗っている時間は本を読んでインプットをして、週末の夜は読んだ本の感想をブログに書くとかをしている方は結構いたりしますよね。
インプットとアウトプットを意識してしているだけで充分すばらしいことですが、せっかくインプット、アウトプットをするなら分けるのではなく、インプットもアウトプットもセットにしてしまうと、より効率的にできると気づきました。
インプットとアウトプットは分けてするのが当たり前だと考えていたことが勘違いでした。
電車に乗っているときは本を読んで感想をツイッターに書くとか、週末の映画を見ながら印象に残るシーンをスクリーンショットなどで撮り、映画が終わってからブログにアップしたりと、インプットとアウトプットは同時にしないと効率的ではないということです。
この方法のいい点というのはインプットしたすぐ後にアウトプットするので忘れたりすることがなくアウトプットできる、という点です。
映画見た後に感想を書こうとしても、時間がたっていると細かい部分が記憶のかなたに行ってしまってます。
友達と同じ映画の話をする場合は、話しながらいろんなヒントが出てくるので思い出しながら話せますが、一人で感想を書く場合は必ず忘れているところがあるので記憶が新鮮なうちにアウトプットすることが大事です!
あと、アウトプットすることでインプットをより強烈にすることができます。読んだり聞いたりと目と耳だけで受け取るだけの情報ではなく脳と手も一緒に動かすことによって十分にインプットされます。
これは授業やセミナーなどにも応用ができます。
セミナーなどで聞いた話はすぐにアウトプットしなければ、ほとんど忘れて無駄になってしまいます。
目と耳で受け取るだけでなく、友達に話すことによって口も脳も使ったり、ノートのまとめて手と頭を使うことで記憶定着率は格段と上がるでしょう。
2.何をどうアウトプットするのか
私がアウトプットが苦手だった理由として何をアウトプットすればいいかがまずわからなかったりしました。
映画や読書をした後のアウトプットはいつも「あらすじ」となってしまいアウトプットになってない気がしていました。
映画を見て、読書をして、動画を見て、人の話を聞いて、勉強をして、、、
いったい何を自分はインプットしているのか、何をアウトプットしたいのか、、、
じっくり考えて、それこそいろんな本を読んだりして思った結果、
それは「現在の自分が持っている視点」だと思いました。
本や映画や絵画などを見てどこに刺激を受けて、どんな意見を持つか人それぞれ違いますよね。
千差万別、いろんな人がさまざまなところに刺激を受け多種多様な意見や感想を持ちます。
その刺激を受けたところや持った意見こそが、自分と人との違い、自分固有のもの、独自性です。
そしてそれこそ自分自身がインプットするべきことです。
自分の琴線がどこにあるのかを自分自身にインプットします。
そしてその琴線を奏でるとどのような音がするのかがアウトプットになるのです。
つまり自分理解、どのようなものにどのような気持ちを抱き、どのような意見を持つのか、それをアウトプットすればいいだけです。
3.アウトプットが足りていない。
今私たちはもっともっとアウトプットするべきだと思いました。
ツイッターやインスタグラムやいろんなSNSがあって、思いついたらすぐに投稿ができる環境になっています。
自分の視点で辺りを観察して自分の視点で世界を切り取る。
人によってはくだらないと思う人もいますしつまらないと思われることもあると思いますが、トレーニングを積んで自分の視点の表現方法を学んでいけば面白くなっていきます。
SNSには「こんなくだらない話をこんな面白く表現できるのかー」って人がわんさかいます。
そういう人はほとんどの人が大量のアウトプットをしている、していた人です。
トレーニングされているんです。
表現をどんどん繰り返すことにより自分の表現も生み出されていきます。
何気ないことにも豊かな表現方法をもって、人の視点ではなく自分の視点で生きるようにすると人生が豊かになりる気がします。
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