りの「ねぇパパ、愛ってなぁに?」
パパ「うーん…愛って難しいなぁ。好きってことかな?」
りの「ちがうよ!パパ、ちゃんと聞いて!愛はね、ただ“そこにある”ものなの!」
パパ「え、どういうこと?」
りの「たとえばね、パパはお空にあるおひさまに『ちょっと寒いから、もう少しあったかくして!』ってお願いする?」
パパ「いや、できないな。」
りの「でしょ?おひさまは、ただそこにあって、みんなを照らしてるよね。愛もそれと同じでね、何かしてもらうものじゃなくて、最初からあるんだよ!」
パパ「なるほど…。でも愛って、悲しくなることもあるよね?」
りの「うん、でもね、それは“愛がない”んじゃなくて、ただ“見えてない”だけ!」
パパ「見えてないって?」
りの「目の前にアイスがあったとしても、電気が消えてたら見えないでしょ?」
パパ「まぁ、そうだね。」
りの「でも、アイスはちゃんと“そこにある”よね?」
パパ「なるほど!愛も本当はずっとあるけど、気づいてないことがあるってことか!」
りの「そのとおり!だから、誰かに優しくしてもらえなくても、愛がなくなったわけじゃないんだよ!」
パパ「でもさ、愛してるのにケンカしちゃうこともあるよね?」
りの「それはね、愛が“エゴのめがね”で見えなくなっちゃってるから!」
パパ「エゴのめがね?」
りの「そう!たとえば、パパがジュース飲んでるときに、りのが『ちょっとちょうだい!』って言ったら?」
パパ「うーん…全部飲みたいからあげたくないって思うかも。」
りの「それがエゴ!でも、本当は『パパがくれなくても、りのはパパが大好き』って思えば、ジュースがなくても幸せだよね?」
パパ「た、たしかに…!りの、すごいな!」
パパ「じゃあ、どうすれば愛をちゃんと感じられるの?」
りの「それはね、“今ここ”にいること!」
パパ「え?今ここって…ずっとここにいるけど?」
りの「そうじゃなくて、“過去のこと”とか“未来のこと”を考えてると、愛が見えなくなるの!」
パパ「え?どういうこと?」
りの「たとえば、パパが“昨日ママとケンカしちゃったな…”って考えてたら?」
パパ「ちょっと落ち込むね。」
りの「でもね、今りのはパパのそばにいて、“パパだーいすき”って言ってるでしょ?」
パパ「うん…!」
りの「だったら、“今ここ”には愛があるよね!」
パパ「ほんとだ…!」
パパ「りの、すごい先生だね!」
りの「ありがとう!じゃあ、最後のクイズね!」
パパ「え!?クイズがあるの!?」
りの「うん!パパは、愛をどこで見つけることができると思う?」
パパ「うーん…りののハグの中かな?」
りの「ピンポーン!大正解!でもそれだけじゃないよ。愛は、パパが毎日感じる小さな瞬間にも隠れてるんだよ!」
パパ「例えば、どんな瞬間?」
りの「たとえば、パパが笑ったときや、りのと一緒に遊んでいるとき、それが愛を感じる瞬間なんだよ!」
パパ「なるほど、愛は身近なところにいつもあるんだね!」
りの「そう!だから、愛を探すときは、心を開いて周りを見てみてね!」
パパ「ありがとう、りの!これからはもっと愛を感じられるように頑張るよ!」
りの「うん、一緒に愛を広げていこうね!」
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