貯金をしてはいけない
昔は銀行の預金に5%の金利などが載っている時代があった。そんなのは今は昔。銀行金利0.001%預けていても増えない。
銀行預金をするということは、お金に働いてもらうことを全くしないということ。
では、貯金せずにどうするか。
と、その前に銀行預金のメリットももちろんある。すぐに現金を引き出せることだ。
なので全く預金しなくていいわけではない。生活防衛資金として最低3か月分の生活費を入れておくべきだ。
そして、余ったお金はすべて投資に回すのだ。
そうすることによって将来のお金を増やしていくのが今必ずしなければいけないことだ。
投資を始めるのは早ければ早いほどいい
複利という言葉がある。
天才アインシュタインは「人類最高の発明は複利である」という言葉を残したという。
複利とは元の資金に利子が付き、さらにその利子にも利子がついていき雪だるま式にお金が増える(または減る)ことだ。
これには元の資金も大事だが、期間がやはり大事だ。長く運用すればするほど複利の力が働く。
なので、今すぐ小額からでいいので毎月決まったお金を投資に回すことをしてほしい。
投資と聞くと株とか債権とか今では仮想通貨などがすぐ思いつくが、まずはあまり変動リスクがないものに投資するべきだ。
自分の資産をしっかり把握して(マネーフォワードなどで資産を可視化することは大事→参考こちら)、その中で7割リスクの少ない比較的安定したものに投資をし、残りを勝負の変動リスクが高い攻めの投資に回していくことをすべきだ。
投資信託
まずは比較的安定した投資商品として投資信託がある。
しかし、絶対銀行や証券会社に直接行ったりしてはいけない。窓口で勧められるものはぼったくりのものが多い。
まさか銀行や証券会社がぼったくりをするわけないじゃんと思うかもしれないが、それば大間違い。手数料ビジネスとは無知な人に手数料を多く支払わせるものになる。
なので知識を最低限つけて、楽をせずに投資すべきだ。また、銀行や証券会社の勧めるものに投資しても銀行や証券会社は責任は取ってくれないので頼る必要はない。
投資信託とは株や債券をプロが選らんで集めたパック商品であって、個別株・債権に投資するよりも分散が効いていてリスクが小さい。
さらに1万円など小額から投資できる点も大きなメリットだ。(株だと100株からしか買えず数十万円から数百万円からしか買えなかったりもする)
そして自動積み立てができたり、配当金の再投資も自動でやってくれる。一度設定すれば忘れてしまっても大丈夫なぐらいのものだ。
デメリットとしては信託報酬という手数料がかかるというところや、非上場の物なのでリアルタイムに変えず注文を出してからタイムラグがあって決済となる。
そして、タコ足配当なるものが可能になっている。タコ足配当とは自分の足を食いつぶすみたいな意味で、利益から純粋の分配するのではなく、資産を取り崩して分配する方法がOKとなっているので銘柄選びは注意が必要だ。
具体的な銘柄
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国大型株で構成するS&P500指数に連動することをめざすインデックスファンド。中長期で経済成長が期待できる米国の主要産業を代表する約500社にこれ1本で投資できる。
500銘柄の主要なものとして「アップル」「マイクロソフト」「アマゾン」「フェイスブック」(META)「テスラ」GooGleの「アルファベット」と超が付くほどの大企業が入っている。
業界最低水準の運用コストを目指すということで、信託報酬は0.0968%ということで1万円投資したとすると年間9円程度。1%お超える商品もあるのでかなり安いことがわかると思う。
この投資信託を毎月積み立てで買っておけば銀行に貯金するよりも断然安心だ。
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