君が「収入を増やせば裕福になれる!」と信じていたら、それは実はそれほど単純ではないことなんだ。
どれだけ稼いでも、なぜかお金が手元に残らない。
学生時代と同じように財布の中がカラカラなんてこと、経験したことがあるだろう?
たとえば学生時代、限られたお小遣いでカップラーメンをすすりながら友達と楽しく過ごしていた僕たち。
収入が少なくても意外と幸せにやっていけたはずだ。
それが社会人になるとどうだろう。
初任給が入り、車を買い、恋人ができて旅行に出かけ、結婚してマイホームを購入。そして子どもが生まれれば保険にも入り、学費や生活費も増えていく。結果、収入が増えた分だけ支出も増え、結局貯金はゼロ。
「こんなはずじゃなかったのに…」と気づくのは、家計簿を見返したときかもしれない。この状況を変えるためには、僕たちの考え方を少しだけアップデートする必要がある。
問題を絞り込もう!
まず最初にやるべきことは、問題をはっきりさせることだ。
「収入が足りない」のか、「支出が多すぎる」のか。このどちらに問題があるのかを明確にしよう。
問題を曖昧なまま放置していると、どんな対策をしても効果が出ない。
収入に問題がある場合、最優先で取り組むべきは収入を増やすことだ。
残業を増やしたり、アルバイトや副業にチャレンジしたり、自分に合った方法を模索してみよう。
ただ、これも簡単ではない。収入を増やすにはスキルアップや新しい挑戦が必要かもしれないけれど、最初の一歩を踏み出す勇気が大事だ。
一方、支出に問題がある場合は、徹底的に見直す必要がある。
多くの人はまず節約を思い浮かべるだろう。
日々の買い物や外食を減らすことはもちろん効果的だが、それだけでは不十分だ。
保険料、車のローン、住宅ローンなど、大きな支出を見直すことがポイントになる。
これらの固定費を削減するだけで、意外と家計に余裕が生まれることもある。
たとえば、毎月支払っている保険の内容を改めて確認してみると、「こんなに手厚いプラン、必要だったかな?」と思うことがあるかもしれない。
ローンの借り換えも検討してみよう。大きな節約は、こうした固定費の見直しから始まるんだ。
土台を整えることが最優先
収入を増やし、支出を抑える。この2つのバランスを整えることができれば、次に進むべきステップは「貯蓄」と「投資」だ。
でも、この2つに進むためには、家計の土台をしっかりと固める必要がある。
僕もこの重要性に気づいたのは少し遅かった。僕自身、20代の頃は収入がまったく足りず、節約したところで焼け石に水だった。
正直言うと、投資なんてものは夢物語だったよ。
だからこそ、まずは収入を増やすことに集中した。そして少しずつ支出を抑えることで、やっとお金の流れをコントロールできるようになったんだ。
この土台作りはシンプルだけど、決して楽ではない。しかし、このプロセスを乗り越えれば、きっとお金に関する安心感を得られるだろう。生活の土台が整ってこそ、貯蓄も投資も意味を持つものになる。
シンプルなルールで迷わない
お金の勉強を始めると、情報の多さに圧倒されることがある。
「投資信託がいい」「いや、不動産投資だ」なんて議論を聞いていると、何を信じればいいのかわからなくなるかもしれない。
でも、僕たちが意識すべきことはもっとシンプルだ。
「収入を増やす」「支出を減らす」、この2つの基本を守るだけで、家計はぐっと改善される。
お金に迷ったら、この基本に立ち返ることを忘れないでほしい。どんなに複雑な迷路も、出口が見えてくるはずだ。
お金の未来を変えよう!
最後に、今日の学びが少しでも役に立ったと感じてくれたら、ぜひ行動に移してほしい。
まずは、自分の家計の現状を把握し、問題を特定することから始めよう。
そして、収入を増やす方法を考え、支出を抑えるアイデアを試してみるんだ。
僕たちと一緒にお金の流れを整え、明るい未来を築いていこう。
お金に関する悩みは、考え方と行動次第で必ず改善できる。迷わず一歩ずつ前進していこう!
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